大阪駅
当初の計画では広島から在来線で大阪を目指す予定だったが、新幹線を利用することになった。
その間の写真がなく、当時も新幹線には興味がなかったことがわかる。
広島で生牡蠣やもみじ饅頭を土産に買った記憶は辛うじてあるのだが、食事等は一切覚えていない。
大阪は未だに土地勘がないため、撮影した駅が新大阪なのか大阪なのかを特定するのに手間取ってしまった。
結論としてはどれも大阪駅で、最初の列車は下りの荷物列車であることが特定できた。
大阪駅は神戸寄りのホーム先端に荷物列車を留置する線路があり、撮り方によっては機回し用の中線があるように見えることが、配線図から判明した(*1。
本来、中線や6番線と7番線の間にしかないため、時刻表に記載されていた入線ホームとの違いに戸惑ったのであるが、5番ホームから4番ホームを撮影したという結論に至った。
荷物列車が掲載された時刻表
荷物列車は時間帯から上沼垂(かみぬったり)発-大阪行きの4036レか、あるいは大阪発-広島行きの1031レだと考えられる。
EF58-48が牽く荷物列車
大阪駅5番ホームから4番線に停車中の荷物列車を撮影。奥に見えるのは大阪環状線。
写真右端の荷物車の位置は4番ホームを切り欠いて敷かれている線路上で、大阪駅の神戸寄りには、このような荷物列車用の行き止まりの線路が各ホームにあった。
同荷物列車モノクロ撮影
ついに資金が尽きたのか、モノクロフィルムでの撮影となった。 ここ掲載したこれ以降のカラー写真は友人による撮影となる。
マニ37 2044 *
スチームを上げるEF58 *
所属区名札は「浜」と読み取れ、当機は浜松機関区所属だったことがわかる。
背後に阪急梅田駅のビルが写っていることから、この列車は上りでEF58-48が牽引する荷物列車とは別ということになる。時刻から判断すると32レだろうか。
荷物列車時刻表 大阪駅
大阪駅 11番線
501レ 急行 きたぐに
急行「きたぐに」は大阪と新潟を米原経由で結んでいた夜行列車で、この日の牽引機はFE58-111で所属は米原機関区であった。
客車は14系の座席車と寝台車の混成で、大阪寄りの最後尾には郵便車1輌が連結されていた。
4803レ 急行 ちくま *
急行「ちくま」は大阪と中央西線経由で長野とを結んでいた列車で、3・4号は毎日、臨時で電車急行の1・2号(165系)、客車急行の51・52・53号が運行していた。
この日の牽引機は宮原機関区所属のEF58-128で、客車は座席車の12系7輌に大阪寄り3輌が20系寝台車の混成編成であった。
寝台急行銀河 時刻表