1984年1月、可部線の旧型国電を撮影するため、気の合う同級生と広島へ遠征した時の記録である。
読んでもつまらない内容だとは認識しているが、今となっては貴重な写真へ昇華したものもあり、公開することにした。
また、本来ならボツとなるレベルの写真がほとんどであるが、土地勘のある方に当時を懐かしんでいただけたらと思い、掲載した次第である。
当時もなるべく新幹線は利用したくなかったのと、何よりも花形列車であるブルートレインに乗ってみたいという理由で、最も人気の高かった「富士」で行くことになった。
2020年8月 記
寝台特急富士の特急券・B寝台券
寝台特急 富士
EF58-158が牽く2032レ荷物列車
最寄の小田原駅にはブルートレインは停まらないため、熱海から乗車することになる。
時間に余裕を持って熱海駅に到着し待っていると、上りホームに荷物列車が入線してきた。
確か、この年の3月でEF58が牽引する荷物列車の運用がなくなるとのことで、慎重にシャッターを切ったのであった。
時刻表には荷物列車も掲載
当時の時刻表には荷物列車の時刻も掲載されていた。乗れる訳でもないのに、誰のためだったのだろう?
ざっと見ても、九州から汐留(貨物ターミナル)へ毎日7本運行されていたことが判る。
写真の列車は時刻から判断すると2032レで、熱海は運転停車だったものと考えられる。
熱海駅へ入線する寝台特急富士
ヘッドライトがハイビームだったのが残念。
熱海駅下りホームへ
この少し前にコダック社からISO(ASA)1000の好感度ネガフイルムが発売され、早速飛びついたのであるが、現像してみた結果、砂を蒔いたようなザラザラした仕上がりにがっかりしたのを覚えている。
当時のフイルム感度は100か400といった時代であった。
特急 富士 大分 行き
乗車した車輌は大分行きであったが、前7輌は宮崎行きとなっていた。
7レ 寝台特急富士 時刻表 詳細>>
ブルートレインのオンパレード!
今思えば夢のような時代だった。
B寝台下段 *
通路 *
オハネ25 133 *
洗面所 *
便所 *
名古屋駅6番線
名古屋駅到着
寝台列車は楽しすぎて全然眠れないというパラドックス・・・
夜行急行 きそ3号
手元のメモには夕方6時頃地震があり、ダイヤに遅れありと書かれている。
その影響のためか、定時運行では出会えない夜行急行「きそ」を収めることができた。
中央西線、篠ノ井線、信越本線を経由の直江津行きという列車であった。
広島駅2番ホーム着
結局、あまり眠ることもできず 6:01広島駅着
広島駅3番ホーム
広島・宮島周遊券