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鶴見線の旧型国電

- 形式写真 クモハ12052 -

クモハ12052

クモハ12052 2位側から

こちらの正面がモハ31形当時からのオリジナル運転台である。
妻面と屋根の取合いは側面よりも高く弧を描いている。
当初の前照灯は前面窓の上の妻面に位置していたが、戦前の話であるため資料は驚くほど乏しい。

屋根前部の保守作業用ステップには無線アンテナが、連結器直下にはATS車輌子が付加され雑多な印象となったことは否めない。
それでもモハ31型の2連窓のデザインは温存された。

関連:形式写真 クモハ12053