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小田急ロマンスカー 3000形

- SSE -

SSE 小田急ロマンスカー3000形

足柄路を行く

背後の緑色の構造物は、建設中の斜張橋、東名足柄橋。
東名高速道路は大井松田IC - 御殿場IC間に新たに上り線3車線が建造された。従来の上下線は全て下り線として運用されることとなり、右ルート、左ルートとして現在に至る。

撮影:1991.01.04. 駿河小山 - 足柄 間

 かつて御殿場線の優等列車には国鉄の急行「ごてんば」号と小田急から直通の連絡急行「あさぎり」があり、利便性の点から後者が存続することになる。御殿場線電化時の1968年から1991年まで小田急3000形ロマンスカーSE車を5輌編成に短縮したSSE (Short Super Express) が走ることになった。
 この車輌の開発の逸話などは他のサイト様に任せるとして、地元民からすると3000形「あさぎり」と云えば、開発当初の前照灯埋め込み型の流線型ではなく、改造後の写真で示したスタイルということになろう。
 とは言え、個人的には興味の対象を国鉄165系ごてんば号に肩入れしていたため、SSE車の写真は晩年のものしかない状態である。

2018年9月 記

 

SSE

小田急3000形

 


3051 x5 編成

3051 x5 編成

 

1991.01.16. 東山北 - 山北 間

3051 x5 編成

同列車を

 

 


SE 3000

建設中の東名足柄橋をバックに

十数年後に手前の土地は「あしがらふれあい公園」になる。

1991.01.20. 駿河小山 - 足柄 間

SE 3000

足柄山と

 

1991.02.09. 足柄 - 御殿場 間


新柴集落を行くあさぎり

新柴集落を行くあさぎり

 

1991.02.09. 足柄 - 御殿場 間

富士山をバックに

富士山をバックに

この日は富士山に雲がかかってしまった。御殿場線の定番ポイント「狩屋踏切付近」

1991.02.09. 足柄 - 御殿場 間


足柄駅を通過する「あさぎり

足柄駅を通過する「あさぎり」

1991.02.09. 足柄駅付近

金時山をバックに

金時山をバックに

1991.02.09. 足柄 - 御殿場 間


第七相澤川橋梁と東名足柄橋

第7相澤川橋梁と東名足柄橋

1991.01.15. 足柄 - 御殿場 間

SE 3000

箱根7号トンネル付近の大カーブを行く

1991.02.17. 谷峨 - 駿河小山 間


富士山をバックに SSE 小田急ロマンスカー3000形

富士山をバックに

ようやく快晴となった。御殿場線で最もメジャーな撮影地、狩屋踏切付近。
この当時はSSEが間も無く引退という時期にもかかわらず、同業者0人といった平和な時代でもあった。

1991.02.17. 足柄 - 御殿場 間


SE 3000

箱根7号トンネル付近の大カーブを

東海道本線だった複線時代の名残で、手前に旧線路敷のあるロケーション。

1991.02.23. 谷峨 - 駿河小山 間

1991.02.23. 谷峨 - 駿河小山 間

県境を行く

2018年現在は築堤脇に白色のガードパイプが施工されており、風景としては台無しになってしまった。
道路下の石積みの護岸はその施工方法から推測すると明治期のもので、恐らく旧東海道本線開通当時に保線の意味も含め施工されたものと思われる。また右端にあるアーチ型の排水口は背後の沢と手前の鮎沢川の合流点であり、このアーチが現在も神奈川-静岡の県境となっている。

1991.02.23. 谷峨 - 駿河小山 間


SE 3000

 

 

1991.02.23. 東山北 - 山北 間


さよなら運転

211系と並ぶSSE 3000形

211系と比較すると3000形は車高が低く、低重心だということが明確に判る。

1991.03.10. 御殿場駅

さよなら運転

さよなら運転

1991.03.10. 東山北 - 山北 間



 形式写真


3021 x5 編成

3021 x5 編成

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3031 x5 編成

3031 x5 編成

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3041 x5 編成

3041 x5 編成

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3051 x5 編成

3051 x5 編成

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 さよならロマンスカー3000形 記念ロマンスカード


記念ロマンスカード

記念ロマンスカード 台紙(表)

翌年の3月8日、新宿 - 唐木田 間を3000形の走行会が行われたときのロマンスカード。

ロマンスカード

記念ロマンスカード 台紙(中)