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東京電力 鹿留変電所

鹿留ししどめ変電所

鹿留変電所は鹿留発電所に隣接した敷地にあり、構内はかつて変電設備が設置してあったと思われる空き地が目立ちます。

送電線名には発電所の名が冠せられることが多いのですが、付近にはその名を見ることはありません。もしかすると、鹿留線という送電線が過去にはあったのかも知れません。

現在は東桂線11kV1回線と河口湖線66kV2回線に接続しています。

水槽山から鹿留変電所を俯瞰

 

配置図

鹿留変電所には東桂線の他、河口湖線66kV2回線が接続しています。
謎だったのは、送電鉄塔山中線のNo.24とNo.25の双方に接続していたことでした。
このあたりのことに詳しいS氏に尋ねてみたところ、No.24側とNo.25側では変電設備の規模が異なり、No.24側はLRT(変圧器)があることから間違いなく変電しているとのこと。

よって66kVから11kVへ変電し、東桂線へ送電していると結論になりました。

すなわちNo.24側が受け側、No.25側が送り側です。

 


送電鉄塔 東桂線 No.1

東桂線は鹿留発(変)電所を起点とし、富士急行東桂駅付近にある東桂変電所を結ぶ11kV、1回線の送電線です。

東桂線No.1鉄塔は変電所構内にあり、厳密には鉄塔ではなく鉄構です。

東桂線11kV

東桂線 No.1

東京電力 東桂線 1
昭和40年1月建設 高さ6m


河口湖線(受け側)

水槽山と鹿留変電所

左の鉄構2基が河口湖線の受け側、中央の鉄塔が山中線No.25(河口湖線併架)、右がNo.26
その間にある背の低い鉄塔が東桂線

河口湖線受け側 1L

河口湖線受け側 2L

河口湖線回線札 1L

 

 

河口湖線回線札 2L


河口湖線(送り側)

河口湖線1号

河口湖線2号