国鉄標津線時刻表 昭和61年11月1日改正[1]
標津線
標津線は標茶-根室標津と厚床-中標津の2路線からなる根釧台地に敷かれた路線であった。
明治期には既に厚床と斜里を結ぶ鉄道としての計画があったものの工事には至らず、開通は、厚床-中標津間が昭和9(1934)年、標茶-根室標津間が昭和12年と大幅に遅れてのことであった。
根釧台地の寒冷な気候は畑作には向かず、戦後になって牧草地として国家プロジェクトとして開拓されたのが根釧パイロットファームである。
これは文字通り先駆的な農業を意味し、試験的に計画された土地割は格子状に整備され、そこで得た酪農の経験や技術を伝搬する役割があった。結果としては経営が困難な現実があり、離農する家も多かったという。
1987年4月、全線がJR北海道に引き継がれたが、その2年後の1989年4月30日に廃止となった。
標津線路線図[1]
Googleマップで見る旧国鉄標津線
Googleマップに標津線の軌跡を落としものである。
航空写真を元に描いたため、オルソ化による偏移の大きい山間部の精度はない。
防風林により区画割された様子が航空写真からも判読できる。