
安曇幹線の起点を求めて新信濃変電所へ向かう途中に背の低い烏帽子型鉄塔を見つけたので、詳細を記録しました。
安曇幹線だと思っていた鉄塔は隣の鉄塔で、名称札には高根中信線L111号と記載されていました。その安曇幹線の下を交差するため、高さの低い鉄塔として設計されたものと考えられます。
また、L111号は左回線のことと思われ、右回線も近くを並走しているのだろうと予測できるため、いつか再調査したいと思います。
2022年4月探訪

高根中信線
昭和48年4月建設
第L111号
中部電力株式会社
コヨシ007

中部電力では三相交流の上相、中相、下相を示す記号が東電のものとは異なるようです。
東電では上相を示す記号が赤で●、中相が白の▲、下相が黒また青の■となっています。

上流側のNo.L110 鉄塔
地形図から送電線を辿っていくと岐阜県高根町の高根第一地下発電所が起点であることが読み取れました。

分岐鉄塔
分岐した回線は「新信濃分岐線」という名称になりますが、次の鉄塔がNo.1となります。 この鉄塔は高根中信線だと思われますが、R回線と合流しているとも思われ、名称は確定できませんでした。 再調査が必要です。