
足柄ふれあい公園の横を疾走するRSEあさぎり号
御殿場線のロケハンをしていたところ、近年、足柄駅近くに公園が造成されたのを見つけ、歩いてみることに。途中、鮎沢川の水音が激しく聞こえる場所があったので、見晴らしのよさそうな丘の上へ登ると、堰堤と水門があることが発見しました。
はじめは農業用水路の類かと思っていたのですが、「あぶない」と書かれた看板は見覚えのある東電のものです。
自宅に帰り1/25,000地形図で調べても、青い破線として記されていません。2010年秋現在のGoogleマップでは、このエリアの地図情報が大縮尺に対応しておらず、詳細は不明でした。
しかし、東名高速の通っている北西の尾根を越えたところに流れる馬伏川に取水口があることは地形図から読み取れたため、この上流付近に合流しているのではとの推測で探索してみました。

馬伏川取水口全景
建造年代は不明ですが、堰堤は近年ではあまり使用されない間知石で敷き詰められた床固工に風格と曲線美を感じます。
運用開始時のものである可能性大です。

下流側から堰堤を望む
のどかな鮎沢川の風景

位置関係図

県道149号「足柄街道」より
取水口から通じる用水路は県道を横断。

トンネルとして地中に消える導水路
2010年の台風9号の影響で撮影した時点では鮎沢川水系の発電所は運用を停止していたようです。そのため、水路に水はなく、形状が把握できました。

馬伏川取水口

馬伏川右岸にある導水路出口
予想通り、ここへ貫通していました。

導水路出口
一般的な地図に記されていない設備を確かめることができたことは、大きな収穫でした。