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送電鉄塔 酒匂川線

No.37

特異な形状のNo.37鉄塔

37号鉄塔は特異な形状をしています。
後で知ったのですが、上下の回線を交換することで送電効率が上げるための装置だそうで、捻架(ねんが)鉄塔と呼ぶそうです。

 鐘ヶ塚砦跡から北西斜面を下ってくると、数年前まで山北町の火葬場があった広場へと出ました。ちょうどその頭上を送電線が架かっており、探索してみることにしました。
 目的のひとつとして、手元の地図で送電線が交差する鉄塔があり、どんな構造になっているのかを写真に収めたいということがありました。
酒匂川線No.37鉄塔は火葬場跡地からすぐのところにあり、アプローチは非常に簡単です。問題は送電線が交差しているNo.40鉄塔まで道が続いているかです。

酒匂川線 No.37

東京電力 酒匂川線 37 昭和41年3月竣工 高さ24m

大野山を見上げて

気持ちの良い広場

隣のNo.38鉄塔方面へ道が続いていました。進んで行くと気持ちの良い広場へと出ました。畑なのか草地なのかを注意深く見極め、作物を踏んでしまわないように心がけて進んで行きます。