駒橋発電所 落合水路橋
駒橋発電所で巣力発電に使う発電用水を供給するための水路橋として、1907(明治40年)東京電灯株式会社(現東京電力株式会社)により建設されました。
朝日川の河床を3連アーチで越え、されに東側には小さな4つのアーチを設けています。
素朴な外観ではありますが、発電水路用煉瓦アーチとしては大規模な構造物であり、1997年(平成9年)年9月には登録有形文化財として登録されました。(登録番号:19-0015)
<寸法・構造> 延長56m 幅8.5m
支間長(最大)7.9m 煉瓦アーチ造
東京電力株式会社
現地説明版より転載
朝日川の下流側から
一番下流側のアーチは朝日川の堰から取水された用水路が流れています。
下流から2番目のアーチは車道が通っており、普通乗用車程度なら通行でします。
上流側にはオーバーフローが併設されています。これも建設当時のものと思われます。