
笛駒線に関して詳細は不明ですが、終点は駒橋発電所で最老番は131です。
碍子の数から判断すると66kV2回線と思われます。
119号鉄塔は大月市賑岡町浅利地区に位置しています。
筆者が岩殿山、稚児落しを散策したついでに撮影したものです。
形状はいわゆるドラキュラ型で、地下ケーブルへ分電しているようですが、付近に変電施設は見受けられません。
JRの送電線、大月-勝沼線と並走していますが、大月市街に入ると複雑に交差します。東にあるNo.120鉄塔は岩殿山山腹にあり、ここで深城線を分岐。再び平地に下ったNo.121鉄塔でJR大月線を分岐しています。
この様子は大月市街の南に聳える菊花山から眺望すると、よくわかります。

笛駒線 No.119

東京電力 笛駒線 119号鉄塔
昭和60年2月竣工 高さ43m

左に見えるのがNo.120。 中央奥はJR大月-勝沼線No.2