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送電鉄塔 梓川線

No.42

鉄塔全景

 

梓川線は梓湖の水を利用して発電する安曇発電所を基点とし、新信濃変電所までを結ぶ275kV1回線の烏帽子型鉄塔送電線です。
1969(昭和44)年に安曇幹線として建設され、当時は直接新所沢変電所まで送電されていました。
近年、埼玉付近の鉄塔は建て替えが進んでおり、地理院地図の2007年航空写真でギリギリ辿ることが出来ました。

梓川線No.42鉄塔は新信濃変電所北部の畑地の中にある耐張碍子設計の鉄塔で、変電所構内のNo.43鉄塔と接続しています。

梓川線が安曇幹線だった当時の番号を継承しているとすれば、安曇幹線No.45が現在の安曇幹線1号線No.2へ改称されたことになります。
そのため梓川線の鉄塔は現・安曇幹線1号線と同一形状をしています。

また、No.43は西側へ移設、No.44は廃止撤去されたことが当時の航空写真から判読できました。

2022年4月探訪

地図 >
  


銘板

梓川線 No.42


No.41 鉄塔(左)と高瀬川線No.112

No.41 鉄塔(左)と高瀬川線No.112