
JR小海線のロケハンをしているときに立ち寄ってみた鉄塔です。
烏帽子型鉄塔ということから予想はしていたのですが、やはり安曇幹線でした。
安曇幹線は長野県朝日村の東京電力新信濃変電所を起点とし、八ヶ岳山麓を越えて埼玉県小鹿野町の新秩父開閉所を結ぶ文字通り500kVの幹線回路です。
通常は2回線ある送電鉄塔ですが、安曇幹線は1号線と2号線がそれぞれ独立しています。八ヶ岳の過酷な天候等を考慮した結果の設計だと考えられます。
2020年11月探訪

安曇幹線2号線 No.162

東京電力
安曇幹線2号線
No.162
昭和56年5月建設
高さ 59m

回線番号札 2

回線番号札 2
通常の鉄塔では左右の脚部にある回線番号札は1、2と記されますが、この鉄塔は2号回線のみのため両方とも2が掲げられています。

500kV耐張碍子


安曇幹線2号線