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高山本線

ロケハン  角川 つのがわ - 坂上 さかかみ

第十宮川橋梁

1824D 国鉄標準色風+JR東海色のキハ48

1824D 国鉄標準色風+JR東海色のキハ48

1824D 朝靄の深山に国鉄色が映える

同列車を標準縦位置で

1824D 朝靄の深山に国鉄色が映える。

撮影:2014年11月05日

宮川は高山の町なかを流れる河川で、北上しながら下流では神通川と名を変え富山湾へ流れる河川である。
第十宮川橋梁は角川駅の700mほど富山側にい位置し、9連のプレートガーダーで構成され、カーブしていることが特徴である。

飛騨川と同様、宮川にも水力発電用のダムがいくつもあり、ここは坂上ダムに堰き止められたダム湖の風景が拡がる。

前日は国鉄色どうしの2輌編成として組まれていたキハ48 3812であるが、今日はJR東海色のキハ48 6815と組まれていた。 電車と異なり気動車は組み替えが容易なことが伺える。

1826D 坂上ダム湖右岸から

1826D 坂上ダム湖右岸から

キハ48 5803 + キハ40 6312。
右岸側からは列車をほぼ真横に捉えることができる。
一見すると同じ形式の2輌編成であるが、片運転台のキハ48と両運転台のキハ40の相違がある。

1703D キハ40 6312 + キハ48 5803

1703D キハ40 6312 + キハ48 5803

北側の林道からの撮影。宮川左岸の山の斜面に林道が通っており、樹林の隙間からなんとか捉えることができた。
10年経った2024年現在も撮影できるかは不明であるため、訪れる場合は注意されたい。

第九宮川橋梁

ワイドビューひだ 6号

ワイドビューひだ 6号

第九宮川橋梁は角川駅から2.5km富山側へ進んだ位置にある。
国道360号からの撮影で広い路側帯もあるのでアクセスに苦労はしない。 飛騨古川以北は列車の本数が減少し、編成も短くなる。

この真新しい雰囲気のある橋梁は、どうやら架け替え工事が行われたもので、2004年10月の台風による被害を受けたようだ。 2007年に復旧している。写真の中央2本の橋脚は新設で、両側の円錐形は既存の橋脚を補強したものと考えられる。 橋桁との接合部は免震構造のように見て取れる。

撮影:2014年11月05日

第八宮川橋梁

紅葉の第八宮川橋梁を行く

紅葉の第八宮川橋梁を行く

第八宮川橋梁は、先述の第九宮川橋梁とは牧平トンネルを挟んだ位置にある7連のプレートガーダー橋である。
11月の晴れた日は10時台でもまだ鉄橋は山の影に入っているため、背後の紅葉に合わせた補正が必須である。

編成は、キハ48 6845+キハ48 3812。先述の1824Dの折り返しである。
第7桁が国道360号の上を越える高さにあるため、国道360号の洞門の上からの撮影を試みた。

撮影:2014年11月05日

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