飛水峡
右岸

飛水峡を行く国鉄標準色風のキハ40系
高山本線の上麻生駅付近の飛騨川は飛水峡と呼ばれる景勝地が10kmほど続く。 当撮影地は飛水峡の下流域にある赤池大龍神付近の橋梁を対象としている。 線路脇に繁茂する雑草がないためである。
プローチは飛水峡ロックガーデンに数台分の駐車場があり、徒歩で岩場を散策できる。 プランクトンの化石であるチャートと砂岩からなる飛水峡の岩石を近距離から捉えたい場合の構図である。
この日は国鉄標準色風で統一された2輌編成のキハ48が運行していた。 「風」と記載したのは国鉄時代のキハ48にこのカラーリングはなかったと記憶しているためだ。
キハ40系のうち寒地用片運転台車がキハ48形となるわけだが、写真の車輌は岐阜寄りがキハ48−3812で、 3500番台に半自動ドアボタンを設置しワンマン化した3800番台に区分される。
富山寄りはキハ48-6812で、同様に6500番台をワンマン化し6800番台に付番された。

国鉄標準色風のキハ48 3812 + キハ48 6812
1826D 望遠撮影 朱色が映える
撮影:2014年11月04日
飛水峡左岸

JR東海色のキハ48
飛水峡甌穴群の碑がある場所は、ちょっとした広場になっており、路側に数台の駐車スペースがあり、落ち着いて撮影できる。
キハ48 3814 他

神社名が刻まれた石碑
広場の一角には金刀比羅神社、川平神社、多度神社と神社名の石碑がある。 おそらく対岸の山中にこれら神社があり、いわば遥拝所の役割を担っていると思われる。

飛水峡を行くキハ48
1717c キハ48 3814 他
撮影:2014年11月04日