林道の水平道を東へ進む |
明神ヶ岳と最乗寺を結ぶルートはメインルートと奥の院ルートの2つあり、共に足柄林道を横断します。二つの尾根間の足柄林道を探索してみました。奥の院尾根と林道の交差部からの案内です。 |
人工林の中に一筋の広葉樹林帯が見て取れます。林道の幅を確保するための法面に生えた広葉樹です。 |
かつて計画されたものの頓挫したリフトの名残です。 |
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奥権現橋というそうです。 |
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沢の名前は権現沢というようです。最乗寺のお膝元というだけあって、宗教色の濃い名称です。 |
林道から足柄平野が権現沢の谷筋方向に望めます。 |
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大雄山最乗寺から明神ヶ岳へのメインルートを登ると、途中で林道を二本横断します。一方で奥の院から明神ヶ岳山頂へのルート(奥の院尾根(仮称))では足柄林道の一本しか横断しません。下を走る大日陰林道の終点はどうなっているのだろうと、探索してみました。 |
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奥の院尾根の送電鉄塔明神線No.41が見えます。 |
索道施設跡から下へ延びるケーブルです。途中にいくつか支柱があると想像できますが、森の奥深くにあるため、主立ったルートからは確認できません。 |
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後で分ったのですが、左の未舗装の道が大日陰林道。右は砂防ダム工事用に整備されたもののようです。今回は右の道を進みました。 |
権現沢もこのあたりでは大雄川を名称を変えるようです。 |
人知れず巨大な砂防ダムがありました。近年の砂防ダムはスリットが入ったタイプとなり、巨石を塞き止めつつも、土砂が堆積するのを抑える仕様となっています。 |
施工位置 南足柄市狩野地先 |
平成17年度通常砂防工事 大雄川上流2号堰堤 平成18年6月完成 |
きれいに舗装された道路がどこまで続いているかと辿ってみると、ほどなく行き止りになっていました。下流側にある別の砂防ダムの工事に使われたようです。行き止りなので同じ道を引き返したのですが、GoogleMapの航空写真を見ると、対岸の森に一筋の切れ目が見て取れ、奥の院の脇と繋がっています。思い起こしてみると、尾根道とは別の道が確かにありました。 |
上流側からは銘版が見当たらなかったので、名称は未確認ですが、通常は上流から順に命名されるので3号かと思われます。この下流が最乗寺の境内を流れる川となります。 |
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