
七沢線は送電鉄塔ではないのですが、山間部にあって際立つ存在であるため掲載しました。
場所は丹沢、大山山頂から唐沢峠へ下る尾根上にあります。碍子や被覆した電線を見る限り電圧はあまり高くないと思われ、6kV以下だと思われます。
終点は大山山頂で、林立する電波塔で使用される電力を送電しています。
501号コンクリート柱は次の尾根までのスパンが長いため、その張力に耐えられるよう副柱を備えた鳥居型の構造が特徴です。

東京電力 七沢線 No.501
コン柱には七沢線などと「線」は省略されて記載されるようです。

東京電力 七沢線 No.501
副柱

日向薬師方面から見上げた七沢線の鳥居型コン柱群

辺りは見晴らしの良い草地の広場

尾根間のロングスパンを渡る七沢線

大山山頂から見た七沢線
七沢線の終盤は鉄柱1本の構造になっています。