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送電鉄塔 明神線

No.38

足柄林道を探索中に立ち寄ってみました。場所は明神ヶ岳から派生する尾根のうちのひとつで、馬乗平とか免尾という字名が残っている尾根上にあります。標高は580mを数え、前後の鉄塔より50m以上高い位置にあるため、遠方から目印として同定できます。
最乗寺から明神ヶ岳へのハイキングコースの途中に2度林道を横断しますが、標高の高いほうが足柄林道になります(一般車通行禁止)。1時間ほど山腹を反時計回りに歩くと、巡視路のプレートがあるので、これを直登します。巡視路のプレートに書かれている通り、若側からアプローチしたほうが楽です。

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矢倉岳とNo.37鉄塔を遠望

明神線 38

 

東京電力 明神線 38 昭和42年6月竣工 高さ33m

結界写真

 

154kV 2連耐張碍子

この地点は標高580mを数え、またNo.39とは径間が大きいため、2連耐張碍子が採用されているようです。

巡視路案内票

「若側のが近い」という表示。若側の取り付きを見つけられなかったので、ここを登ることに... 帰路を若番側にとり、下っていくと足柄林道から分岐する桧山林道へ出ました。

 

ヤブの中の巡視路

巡視路として管理されているため、ひどいヤブもきれいに下草が刈られていました。仕事ととはいえ、大変な苦労が想像されます。

関連:
明神線No.35 No.41