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送電鉄塔 深城線

No.1

山上に屹立する深城線No.1鉄塔

東京電力 深城線 1号鉄塔 
平成4年11月竣工  高さ41m

 

深城線は笛駒線No.120から分岐し、葛野川ダム上流の発電所とを結んでいます。常識でいえば、発電所側が送り側で笛駒線側が受け側となり、番号の順が逆であるといえます。

葛野川ダムがある松姫湖の水は電力需要の少ない夜間に大菩薩湖へと揚水されます。深城線はこの制御用の電力と考えられます。
電力を得るために電力を必要とする事例のひとつです。

碍子の数から判断するに66kV2回線で、1号鉄塔は岩殿山と稚児落しの途中にある天神山に屹立しています。麓から1時間以上かけて登ることになるため、送電鉄塔マニアにはあまり知られていないようです。

結界写真

ステレオ(3D)写真 交差視でご覧下さい。