ゆう・ゆう東海 ウィンターイン御殿場号
1991年 松田駅にて
ゆう・ゆう東海はJR東海が1989年に165系を改造したジョイフルトレインで、車輛は1999年まで存在したオンリーワン編成である。
御殿場線にも「ゆう・ゆう〜」を冠した団体列車として何度か入線している。
カラーリングをはじめ、フロントマスクのデザインも一新されたため、同じ165系を名乗ってはいるものの、その面影を感じることは難しい。
形式写真
クモハ165-701
クモハ165-139を種車として改造された車両。
客室先頭部は通路より120mm高いハイデッカーとなっており前面展望を楽しむことができた。
側窓は固定式に変更されたが、開口部の寸法に変化はない。一方で前側の乗降扉は廃止された。
屋根は特に手を加えられず、クモハ165の特徴である主電動機の冷却用ベンチレーターも当初のまま残っている。
モハ164-701
身延線でも運用可能な低屋根タイプのモハ165-862を種車に改造した車両。
トイレ、洗面所および名古屋寄りの乗降扉は取り除かれた。
客室中央部にはイベントステージが設置され、フロアそのものが低音スピーカーとなるボディソニックシステムが採用されていた。
クハ165-701
クハ165-205を種車に改造された車両。客室はクモハ165−701と同様の設備である。
走行写真
第4相沢川橋梁を行く
アプローチが困難な撮影ポイントである第四相沢橋梁から
1992.04.29.谷峨ー駿河小山間
ゆう・ゆう東海 洒水の滝ハイキング号
1992.09.23.足柄-御殿場間
ゆう・ゆう東海 洒水の滝ハイキング号
一年後の「みどりの日」にも走行したゆう・ゆう東海。
1993.04.29.駿河小山-御殿場間
ゆう・ゆう東海 洒水の滝ハイキング号
1993.04.29.駿河小山-御殿場間
ゆう・ゆう東海 洒水の滝ハイキング号
山北駅の留置線で待機中のゆう・ゆう東海。
1992.09.23.山北駅にて
新緑の足柄路を
1994.05.08.足柄-御殿場間
曽我梅林を行く「ゆう・ゆう東海 下曽我観梅号」
この頃まではヘッドマークがイベント毎に異なっていた。
1993.02.24.下曽我-上大井間
その名も梅林踏切
飯田線を行く「ゆう・ゆう東海」
JR東海管区内のイベント列車として運用していた。
まだJR東海にやる気のあった(?)時代だ。
1991.08.25. 下川合-中部天竜間
同列車
アユ釣りで賑わう大千瀬川沿いを行く「ゆう・ゆう東海」 先頭はクモハ165-701。車輛後部にはトイレの換気用小窓が見て取れる。