115系 冷房改造型

- 1992年 静シス N6編成 -

クハ115-156

クハ115-6116

撮影:1992.07.23. 国府津駅

前形式:クハ115-116
製造年月日:1964.06.11 東急車輌
改造年月日:1991.03.30
冷房改造日:1991.03.30 名古屋 C-AU711
廃車年月日:1999.09.30 静岡

冷房改造を施工した際、クハ車に冷房用補助電源を搭載したため、6000が付番され、クハ115-6116に改番された。

モハ114-825

モハ114-5824

撮影 1992.07.23. 国府津駅

前形式:モハ115-824
製造年月日:1967.06.29 汽車会社
改造年月日:1983.11.11 沼津
冷房改造日:1991.03.30 名古屋 C-AU711
廃車年月日:1999.09.30 静岡 

モハ115-100とユニット編成で運用されていた車輌で、低屋根車である800番台として誕生した。
通常はユニットの相手の主制御器のあるモハ115とは廃車されるまで運命を共にする。
妻面上部には主電動機冷却用の空気吸入口が写る。

 


モハ115-101

クモハ115-5514

撮影 1992.07.23. 国府津駅

前形式:モハ115-100 → クモハ115-514
製造年月日:1967.06.29 汽車会社
改造年月日:1983.11.11 沼津
冷房改造日:1991.03.30 名古屋 C-AU711
廃車年月日:1999.09.30 静岡 

モハ115-100の前位側に運転台を取り付けクモハ115-514と500番台として改造された車輌で、その後冷房化に際してはC-AU711が2台取付けられ、5000番が追加された。
本来は妻面にあった主電動機用の空気吸入口が、運転台取付けにより使用できなくなったため、最前部の戸袋窓の上部に設けられた。戸袋の空間が風道として利用されるのは103系からの伝統ともいえる。

クハ115-41

クハ115-41

撮影 1983.09.11 国府津駅

参考までに、運転台取付け改造前の同形式を。
最前位の戸袋窓までがオリジナルであることがわかる。
角の丸い優雅な印象を与える客室窓は残ったが、運転台側窓のみ嵌め込み式窓であるのは2000番台などの後世の仕様に準じたためだろう。