115系 初期型

- 1983年 静ヌマ N6編成 -

クハ115-156

クハ115-156

撮影 1983.09.11 国府津駅

形式:クハ115
自重:29.8t 換算:積3.5 空3.0
定員:116人
製造:昭和40年 東急車輛 全検:昭和57年10月大船工場 

99番以降の車輛の最前部の通風器は埋込型として登場した。

この車輛はのちにC-AU711による冷房改造を施工したが、冷房用補助電源をクハ車に搭載したため、6000が付番され、クハ115-6156に改番された。

1999.12.06.廃車 *1)

モハ114-825

モハ114-825

撮影 1983.09.11 国府津駅

形式:モハ114
自重:36.7t 換算:積4.5 空3.5
定員:128人
製造:昭和42年 東京 汽車会社 全検:昭和55年6月大船工場 

夏期の冷房のない車輛であるため、一部の窓は全開になっているのが見て取れる。300番台以降に登場するユニット窓とは異なり、窓枠は上下段とも車体の上部に格納される構造であった。

後に、C-AU711D形集約分散式冷房装置の搭載、客扉のステンレス化・化粧板の交換などの改造施工をし、モハ114-5825となった。

1989.07.01.廃車 *1)


モハ115-101

モハ115-101

撮影 1983.09.11 国府津駅

形式:モハ115
自重:37.4t 換算:積4.5 空3.5
定員:128人
製造:昭和42年 川崎車輛 全検:昭和55年9月大船工場 

1993年11月28日付けで、つまりこの撮影の後まもなくクモハ115-515へと改造される。1990〜91年にかけてC-AU711クーラーで冷房改造された車輛はクハからの直流給電方式のため5000が付番され、クモハ115-5515となり最後まで御殿場線で活躍した。

1999.12.06.廃車 *1)

クハ115-41

クハ115-41

撮影 1983.09.11 国府津駅

形式:クハ115
自重:29.8t 換算:積3.5 空3.0
定員:116人
製造:昭和38年 近畿車輛 全検:昭和55年9月大船工場 

雨樋が乗務員扉上部までなく、通風器は全て同一タイプ
41番はいち早くシールドビーム化された車輛で、当時はこちらのほうが珍しい存在であった。

1998.11.25.廃車 *1)


連結部クハ115-41

連結部

当時は貫通扉は使用されずに運行していたようだ。
左はクハ115-22、右がクハ115-41。


 

*1) 引用:「115系形式写真集」さん