地元でも知られていないという鳥屋砦(とやとりで)の探索が今回の目的です。
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01 谷ヶ(やが)関所跡
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JR谷峨駅に降りる登山客は専ら大野山を目指しますが、それとは反対の南側の茶畑のある風景もなかなか良いものです。 |
酒匂川をはさんで対峙する山腹に都夫良野集落が見えます。
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左奥に東名新酒匂川橋が見えます。牧歌的集落と近代土木が同居する不思議な光景です。 |
祭りのある日にはここに「のぼり」が掲げられます。 |
谷ヶ集落の鎮守です。 |
江戸時代に行われていた庚申講が伺えます。 |
60日に一度訪れる庚申の日には、人が寝ている最中に体から三尸虫という虫が抜け出しその人の悪事を天帝に告げにいくと信じられていたようで、それにちなんだ彫刻と思われます。庚申の日には人々は寝ないで夜を明かしたといいます。そんな信仰の記念碑が庚申塔です。 |
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縄文期以降、我が国の生態系の中で最強の獣であったニホンオオカミは、人々の畏怖するところとなり、神と祀られ、神の眷属として崇敬の対象ともなって、人々の生活に深く関わってきた。特に秩父から多摩、丹沢にかけては、このオオカミへの信仰が発展し、中でも秩父の三峯神社や奥多摩の御嶽神社は、オオカミを祀る社として広く知られている。「火防盗難害獣除」の護符は、埼玉県や東京都ではいうまでもなく、神奈川県下にも行き渡り、遠く長野の伊奈谷の人々もお礼を受けに三峯神社に参詣したという。当神社本殿前の石像は同一信仰によるオオカミと考えられ、当初木造であったが朽ちたので、祭神守護として大正四年に氏子一同が再建奉納したものである。 現地説明版より転載 |
大野山からこの茶畑一帯がよく見えます(大野山からのパノラマ) |
湯触(ゆぶれ)は大野山の前衛の山腹にある集落 |
狼煙台や鐘があったと伝えられる鐘ヶ塚砦のあった頂を遠望 |
だいぶ標高の高いところまで登ってきました。茶畑の風景ともそろそろお別れです。 |
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