一観光客である筆者は英語が殆ど話せませんが、日本人ガイドつきのツアーを利用することで十二分に楽しめました。
ティリティリマタンギ島ではニュージーランド人のガイドが一人ずつ各グループにつきます。当然のことながら彼らは英語で解説するので、日本人ガイドさんの通訳を介して理解することになります。
細かい部分までは伝わらないまでも、野鳥好きという気持ちは世界共通なのでなんとかなります。こんな場所があるから地球は面白いと実感。
予習:多少は現地の鳥のことを予習していったほうが、より楽しめると思います。鳥の現地名は覚えづらいのですが、現地ガイドさんは英語で説明するため、やはりダイレクトに耳に残る現地名で覚えたほうがよいでしょう。
ファンテイル / Fantail
文字通り尾羽(tail)が扇(fan)のように拡がることから名付けられました。この島のファンテイルは人懐っこく、人の周りを蝶のように舞っていました。
ファンテイル / Fantail
ベルバード / Bellbird
ゴールドフィンチ / Goldfinch
カカリキ / Kakariki(Red-crowned Parakeet)
キウイの巣
夜行性であるキウイを見ることは出来ませんでしたが、キウイの巣がありました。(現地ボラティアガイドさん談)
ニュージーランドピジョン / New Zealand Pigeon
プケコ / Pukeko
タカヘ / South Island Takahe
ティリティリマタンギ島のシンボルです。絶滅危惧種ですが、この島では悠然と歩いています。
プケコにそっくりなタカヘ
見分け方は、デブなほうがタカヘです。どう見ても飛べそうにありません(実際に飛べません。プケコもですが)。
ニュージーランド北島の沖合にあるティリティリマタンギ島ですが、このタカヘの正式名は南島タカヘです。北島タカヘ(North Island Takahe)は既に絶滅してしまいました。
ニュージーランドロビン / New Zealand Robin
人懐こい小鳥で、草むらを歩く人の踏み跡に出てくる虫を食べるため、人の後をついてきます。
サドルバック / North Island Saddleback
文字通り背中に鞍をつけたような模様が特徴です。
茂みの中や土の中の虫を探していることが多く、写真で撮るのは困難でした。
クロアカツクシガモ(オス) / Paradise Shelduck
きれいな羽をした鴨がいました。あとで調べてみるとオスとメスのツガイであると判明。
確かに尾羽のほうは同じ模様ですね。
ニュージーランドでは普通に見られるとのことです。
クロアカツクシガモ(メス)
シロツノミツスイ(スティッチバード) / Stitchbird
この鳥も森の中でよく目にしました。ただし動きが速く、薮の中にいるため写真に収めるのが難しい鳥でした。
トゥーイ / Tui
ハトぐらいの大きさで、きれいな声で鳴きます。
首にある白い飾り羽が特徴で、ニュージーランドでは普通に見られるとのことです。
ウズラ
一瞬、キウイかと思いましたが、野生のウズラでした。かつて入植者が持ち込んだものが野生化したと思われます。
ホワイトヘッド / Whitehead