028 鳥屋砦跡(左の山頂)を望む
本来は谷ヶまで尾根続きで、まさしく足柄城塞群を形成していましたが、現在はゴルフ場で分断されています。
029 ヤブ漕ぎも不可能な尾根
掲載した地図はゴルフ場ができる以前の地形が記されています。峠道らしきものも見えます。現在、鳥屋砦へ向かう道は消失しています。
一方で、当然の事ながらゴルフ場を横断することは許されません。同じ山でも部外者を締め出すという土地に対する考えは、やはり西洋的思考に起因するのでしょうか。

033 古戦ヶ原プレート 
長土手遺構から北西へ延びる急勾配の尾根を下ります。勾配の終わった地点から西へまた下ると整然とした樹林が現れます。
長土手遺構の北西の緩斜面一帯は「古戦ヶ原」という地名が残っています。その響きに惹かれ、以前から訪れてみたいと思っていた場所です。
その昔は草原だったのかも知れませんが、現在は半分が針葉樹の人工林、残りが広葉樹の雑木林となっています。緩斜面北部の雰囲気の良い林のコブシの木にプレートを掛けてきました。
032 古戦ヶ原へ
QTVRで見る古戦ヶ原360°
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