足柄峠から金時山へ向かう林道沿いに三等三角点「蝗場」はあります。地形図上で標高832.8mと記されている点です。林道と平行して東側に数m高い尾根が続き、尾根道が断続的にあります。尾根道は人があまり入っていないためヤブで遮られ、通常は林道歩きとなります。単調な林道は自分のいる位置を把握しづらいため、GPSを併用してどんな場所なのかを探索してみました。 「いなごば」という名前は、この尾根の小山町側一帯に「稲子場」という字名が残っています。それを点の記として名付けたのだと思われます。
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かつてはここに測量櫓が建てられ、見晴しがよかったのでしょう。 |
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林道と平行して数メートル東に林業用の尾根道があります。 |
林道(車内)から富士山が見える地点が一ヶ所あります。三角点はそのすぐ近くにあります。 |
林道脇に基準点を大切に〜という杭があり、これが目印です。ここから無理矢理尾根へ登ると、三角点が目の前に現れます。あまりにあっけなく見つかるので、少々残念な気分にさえなります。 |
三角点から尾根道を数十メートル南下すると、東へ下る尾根道の分岐がありました。地形図には記されていませんが、夕日の滝へと通じるのだと思います。 |
8月下旬、林道脇にたくさんにタマアジサイが咲いていました。 |
タマアジサイの名前の由来です。 |
どうやって蕾から出てくるのだろう?...と、咲きかけのものを探してみました。 |
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