< シーン >

朝靄：今日こそは見晴らしが利くだろうか？と日の出前に出発し峠に到着すると、峠の西側は霧に覆われていました。かすんでいて遠くは望めないにしても、これはこれでなかなか美しい風景だと思い、Flashに組み込むことにしました。眼下の盆地、田代地区に霧がたまっている様子もおもしろいと感じました。西からの湿った風が山越えするときに冷却され霧が発生します。玄岳付近は霧が流れるように絶えず現れ、そして風に溶けて消えていました。この地域特有の現象なのかもしれません。051107撮影

快晴：おそらくは年間で最も空気の澄んだ日だったのではないでしょうか。これまでなかなか見ることが出来なかった三宅島まで撮影できました。090102撮影

黄昏：夕景のパノラマを本格的に作成したのはこのときが初めてです。当時は夕日そのものを収めたパノラマを作成する技術がなく、日没後の夕景です。
それでも、この景色の美しさにはハマります。051228撮影

夜景：目を惹くのは三島・沼津地域の繁華街が中心ですが、伊豆諸島や駿河湾対岸の街灯りも興味深いものです。このFLASHのように定点撮影でアニメーション化することで、街灯りの同定も容易にできます。それにしても寒かった．．．051228撮影

この他に撮影を３回挑戦しましたが、カメラの故障や曇天のため諦めたことがあります。
どんなにwebが発達しても、肉眼で観る風景にはかないません。是非現地を訪ねてみてください。

< FLASH >
2009年版で、インターフェイスをiPhone風に変更しました。画面上でドラッグすると、その方向に数秒間移動し、やがて元のスピードに戻ります。ダブルクリックか、ドラッグを静かにとめると静止します。
地図上のピンク色のマーク（▲・●）をクリックすると、照準が移動します。

望遠撮影
肉眼では判別できないような詳細な風景を見ることが出来ます。風景上のカメラアイコン（+マークのほう）をクリックすると、望遠撮影した画像が表示されます。三島市の大型量販店なども写っています。

<操作方法>

操作方法をiPod touch風に変更してみました。画面のスクロールは画面をドラッグすることで上下左右に移動します。左右方向は数秒間、ドラッッグの移動の速さが影響し、やがて元のゆっくりしたスピードに戻ります。スクロールを停止するにはダブルクリックするか、ドラッグを静かに停止するこで出来ます。
他の操作はこれまでと同じです。

<地域 >

三宅島：双眼鏡で見ると、山頂付近に雲のようなものが見えます。時間をおいて観察しても同じ位置にあるため、多分、噴煙だろうと結論づけてます。2000年から三宅島の雄山は活発な噴火活動が続いていますが、そのため手元のデータの地形と異なるシルエットが現れていました。山の形が変わってしまったようです。

御蔵島：十国峠から見ると三宅島の背後、20数kmの位置にあります。シルエットが重なっていて現地では気付かなかったのですが、確かに写ってます。約150kmの超遠景です。逆光の位置にあったために撮影できたのかもしれません。
最高地点は御山の851m。離島でありながら、ここ十国峠を凌ぐ高さを擁します。

伊豆半島：南北に長い半島を北から撮影しているため、前後（奥行き方向）に圧縮されたように山々が重なります。無名の頂も多く、土地勘があればさらに興味深いものになると思われます。

伊豆長岡・韮山：現在この地域は「伊豆の国市」と改名されました。背後には沼津アルプスと呼ばれる小さな山の連なりがあります。標高こそ高くはありませんが、この地域の地形を特徴づける、美しい山容をなしています。
夜間、田畑の中に筋状の光が見えます。これらはイチゴのビニールハウスの灯りです。

沼津・三島：。滝知山からの撮影による三角測量で精度を上げました。また望遠撮影により、建物の同定の精度が向上しました。土地勘のある方なら、いっそう楽しめると思います。

富士：製紙パルプの街として知られています。その工場群から排出される煙を確認できます。24時間操業なのでしょうか、夜景にも写っていました。

南アルプス：2009年の正月に撮影がようやく成功しました。

更新履歴　
06.04.08.　位置ズレ等のバグ修正
07.02.12.　滝知山展望台リンク追加
画面上のカメラアイコンのクリックで詳細を表示　
07.04.14.　地図表示の縮尺変更機能追加
08.07.30.　三島周辺注記追加
08.08.01.　バグ修正
09.01.28.　昼の風景を2009年版に改訂　インターフェイスをiPhone風に変更。

09.09.18　スムーズな動作に修正