南足柄テレビ中継放送局

最も北側(平山集落側)にあるアンテナ群

 

南足柄市にある県立21世紀の森がある内山集落背後の山並みは、南から矢倉岳、城山、そしてこの電波塔がある山は平山地区では「向山(むこうやま)」と呼ばれています。字名はグミノ久保となっています。
足柄平野の大部分の住宅のテレビアンテナは、ここに向いています。
これは曽我丘陵や表丹沢の影となり、東京から直接受信できないことに起因しているようです。パラグライダーの離陸場としても利用されているようで、そのため東側は樹木がなく、見晴らしがすばらしいものになっています。

八木式アンテナから判断してこちらが入力側の電波塔でしょうか。

建物にあったプレート

山北町向原から見た様子  
 向原からのパノラマはこちら

多分、出力側にあたる電波塔。このタイプがもう一基あります。

こちらはNHKとTVK用のようです。

何か書いてあるのですが、意味不明。

     

 

2007年秋の様子

縄張

白いヒモで縄張りされています。ここにも何か建つようです。

2007年10月末に再度探訪してみると、工事中になっていました。おそらく地上デジタル放送用の施設の工事だと思われます。足柄平野一帯は、東京タワーから直接受信できません。墨田区にできる新東京タワーは高さ600m超ですが、これも丹沢山塊に遮られます。

 

 

 

型枠工事中

アンテナの基礎のようです。

現れた三角点

点の記では亡失となっています。作業のため除草作業が行われ、その姿を現しました。しかし、傾いていて使い物になりませんね。


2008年春の様子

南足柄、大井松田地域は2008年3月より、地デジが開始されました。地上デジタル放送の設備が完成したようです。

このパラボラアンテナがどちらを向いているのか、現地で目測してみた結果、湘南平の方向を指していることが判明しました。

既存の2本の鉄塔の間に新設されました。

湘南平

湘南平のテレビ塔が見えます。

北側の建物の脇にもアンテナが新設されていました。

 

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